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お友達ファイルvol.1 株式会社ピコトン

2010/01/06

株式会社ピコトン

http://www.picoton.com/

代表取締役社長 内木広宣 さん
取締役     長野河童 さん
取締役     笠原信城 さん

難しいをシンプルに、伝わるデザインならおまかせ!
『人と人とをつなぐ』をテーマとして、専門として学んだコミュニケーションデザインを活かし、「難しい事」を「シンプル」にすることが得意な総合デザイン会社。
キャラクターデザインを中心に、地域活性化や子供の想像力を伸ばすイベント等も開発し、
企業と地域、人と人とを結びつける様々な活動を行っている。

松浦 このコーナー記念すべき第1回目は、ミカチェンコ・カレースキーの生みの親を皆さんにご紹介したいと思います。キャラクターデザインやウェブデザインでお世話になっております株式会社ピコトンの内木さん、長野さん、そして笠原さんです。いつもお世話になっております、どうもどうも。
0R0010344内木 よろしくお願いします!
松浦 今日は御社まで押しかけてしまいましたが(笑)この建物はユニークで、色んな会社が入っているんですよね。
内木 東京コンテンツインキュベーションセンターといって、東京都のコンテンツ系(アニメ、ゲーム、映画など)の新しい会社が入っています。
松浦 面白そう!ご近所づきあいとかあるんですか?
内木 ええ、ありますよ。中で発注受けたりします。デザイン専門でやっているのはウチだけなので便利に使っていただいています。
松浦 でもこの建物の中はいつ来ても静かですよね。人の気配がしない・・・
内木 人はいますよ。けっこうみんなインドアで、パソコンに向かってますから(笑)

0R0010413松浦 そうだったのか~。あ、お話は変わりますが、お陰様でウェブサイトをリニューアルオープンすることができました。長野さん、デザインとプログラムをありがとうございます!
長野 いえいえ(笑)
松浦 以前のデザインも気に入っていたんですが、私自身、ニューヨークでデビューした時の、クールでシャープな面影はどこにもないでしょ。えっ、本人と別人??って本気で言われてしまうようになっちゃったので(笑)、リニューアルを決意!そして笠原さんにはアルバムLake Erieの日本版をデザインしていただいたんですよね。ありがとうございました!
笠原 いえいえ(笑)
松浦 3人ともすごくお忙しそうですが、最近はどんなお仕事をされたんですか?
内木 YKKさんの工場見学用タッチパネルや、NHKさんのデジタルコンテンツデザインをしましたね。デザインだけでなく、中身が動くようにプログラムしたりもします。
松浦 ピコトンさんはオールマイティですよね。
内木 もし印刷物を一つ受注したら、そこからウェブサイトを作ったり、キャラクターをつけて展開したり、Flashアニメを作ることもできますし・・・それがうちの強みですね。
松浦 デザインすることと、使えるようにすることって全く別のスキルですよね。
内木 どうやったらわかりやすく使えるの?というインターフェイスを考えてデザインできることが大事です。「ただカッコイイ」とか「ただカワイイ」というだけじゃないことがデザインにとって重要なところだと思います。
松浦 内木さんご自身もデザインされますけれど、主にどういった立場に立たれていますか?
内木 ディレクターです。企画して、どうやってアピールしていったら良い?ということをお客さんと一緒に考えていくということが自分の仕事ですね。
松浦 起業される前からそのようなお仕事をされていたんですか?
内木 前職は広告代理店でディレクターをしていました。お客様のところに行って、その会社の良いところはどういうところか?を引き出す仕事でした。紙面デザインだけでなく、キャッチコピーを書いたり写真撮影もできたので、とても面白かったです。

コミュニケーションデザイン研究室出身の3人

松浦 3人とも東京工芸大学のコミュニケーションデザイン研究室出身なんですよね。
笠原 ハイ、そうですね。
松浦 私は研究室の笠尾先生(笠尾 敦司 准教授)を通じて、学生時代から長野さんのことを知っているんだけど、、、そうそう、皆さんのことは笠尾先生抜きには語れないですね!
私も、笠尾先生にお会いして「大学の先生」というイメージがいい意味で崩れたかも(笑)
内木 「難しいことをどうやって簡単に伝えるか?」というデザインの中で一番重要なことを教えてくれたのが笠尾先生です。先生は仙人のような人です。フットワーク軽くネットワークも広いし、あっという間にアイディアを実現してしまうんです。
DSC_0471松浦 新宿思い出横丁をMAPにするプロジェクトや、オバケーション※の活動もそうでしたね。
内木 ええ、笠尾先生の考え方が面白いので私達はここに集まったんだと思います。世の中に絵が描けるアーティストは多いんですけれど、それを仕事にするには理論的だったり、企画力が大事だということがわかりました。
松浦 私は4年くらい前からオバケーションの活動に関わらせていただくようになり笠尾先生とお会いしたんですが、初めて研究室に訪れてオバケーションの詳細を伺った時は目からウロコでした。笠尾先生のこともいつかインタビューさせていただきたいなぁ~。長野さんは卒業後も大学に残って、まさに笠尾先生の愛弟子ですよね!
内木 そうです。長野は先生に鍛えられてきたので、出来ることがすごく多いんです。
長野 先生の無茶ブリがあったおかげで急いで勉強しましたね。勿論、個人的に興味もあったけれど、学生に教えるために覚えたのが大きいですね。
内木 長野がすごいのは、たいていのことは自分一人で覚えちゃう。普通は覚えられないよ、って笠尾先生が言ってました(笑)サーバー管理、デザイン、プログラム、、、全部一人で出来るから、長野くらいの人をもう一人欲しいんですよー。
松浦 会社も安泰ですね、それは(笑)長野さんにはまずmyキャラクターをデザインしていただいて、そこから名刺をデザインして、ライブグッズ、カレースパイス、ウェブサイト、、、というふうに展開が広がっていきました。アーティスト活動をすると、オリジナリティに富んでいるということが大切なので、長野さんのデザインには随分と助けられてるんです。
内木 美佳さんのキャラクター活用例はうちとしても面白いんですよ。
松浦 最初はキャラクターのデザイン案が3パターンあったんですよね。私が依頼した以上のことをくみ取ってやってくれたのが有難かった。音楽のご依頼でもあるんですけど、具体的に「こういうのを」って言っていただくことのほうが少ないです。雑談の中でお客様のご希望をいかにくみ取るかにかかっていますよね。長野さんの案には、「そうそう、言葉に出してなかったのに、何でわかってくれたの~!?」がいっぱい詰まってた(笑)

character

※ オバケーション http://www.dsn.t-kougei.ac.jp/obakeworld/
2000年、東京工芸大学芸術学部デザイン学科コミュニケーションデザイン笠尾研究室が、子どもの目線から身の回りを見直すことで、新しい発見をするというプロジェクトが生まれた。子どもが身近なものからオバケを考えてホームページに投稿したものを、デザイナーがキャラクターとして完成させたり、児童館や小学校などで子どもと一緒にオバケを探すワークショップが開催されている。国内の活動にとどまらず国際交流をテーマに、カナダ、スリランカ、韓国、中国など海外での実施もされている。
2008年6月NPO法人クリエイティブスマイルが運営を引き継いでいる。

面白いほうを選ぼうといつも思っていただけ

0R0010373松浦 笠原さんの前職はどんなお仕事だったんですか?
笠原 携帯とかカーナビの画面デザインや、使い勝手を良くする仕事です。携帯用のアニメーションを作っている会社だと思って就職したんですけど、携帯の中身全部のデザインとか、アニメーションとは関係無いことが多かったです(笑)休日に自分で絵を描く活動をしたかったんですけど全く時間がなかったので、これはダメだと思って辞めました。
松浦 内木さんは学生時代から起業をしようと思っていたんですか?
内木 いえ、全然思っていないです。ただ、面白いほうを選ぼうといつも思っていました。
あと、独立するのなら若いほうがいいかなっていうのはありました。一応迷いましたが。
松浦 音楽を含めて、芸術系の学校を卒業後の進路って難しいと思うんですけど。
内木 芸術関係は「自分はこういうのしかできません」とか「こういうことしかやりたくありません」という人が多いけれど、ビジネスに結び付ける能力はまた別ですよね。
本当にうまい人は、どうやったら自分が露出できるかというプロデュース能力が高いと感じています。自分の作品を売りたいのなら、企画を立てて自分から持っていかないと。
松浦 うーん、音楽にも言えることだな。私も頑張らないとなぁぁぁ!今後やりたいことはどんなことですか?
内木 キャラクターをメインにしたいです!例えば説明の難しいサービスや商品もキャラクターがいたほうがもっとわかりやすくなるし、こんなことも出来ますよというご提案をしたいです。それも、カワイイとかカッコイイっていうキャラクターで終わらずに、情報をキャラクターにするということなんです。コミュニケーションキャラクターというんですが、色々な意味をキャラクターに込めて、みなさんが分かりやすいように情報をデザインしていきたいです。
松浦 まさにオバケーションがやっていることでもありますね。以前、オバケーションの主題歌を書かせていただきましたが、今後の展開が楽しみです。デザインと音楽、やはり共通することが多いので、自分の仕事の仕方に当てはめて考えてみると勉強になります。これからもよろしくお願いします!

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